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2005年 09月 26日
大好きな監督のひとりWes Andersonの特集をやってたので、観たことのなかった『Bottle Rocket』を観てきた。彼のデビュー作でドイツ初公開だそう。私は『Rushmore』を観てすっかり彼の世界が気に入ってしまったのだ。今気づいたが『Rushmore』以来Bill Murrayは彼の作品の常連となっている。といってもまだ3本か…。
何がそんなに好きかというと、みんな大真面目に馬鹿やってるところ。あれじゃ演じる人は楽しくてたまらないんじゃないかって思う。あとこだわり。色や服装や音楽など細かいディーテールへのこだわりがとにかく大真面目で笑える。 『Bottle Rocket』はAndersonと当時友人でありルームメートであった、鼻が特徴的なOwen Wilson (彼の顔見てるとどうしても鼻に目が釘付けになってしまうのだ。)が脚本を書いて、Wilson兄弟を総動員して撮ったそう。最近の作品に比べたら荒削りだけど、Andersonワールドの原点ここにあり!だった。 Anderson特集をやってた映画館は初めて行った。東京その他の大都市と比べたら私の住む町の映画館はごく限られた数なので、行きつけの映画館は片手で数えられるほど。なぜその片手に入ってなかったかというと、そこは夜の8時半からしか上映しないのが理由。私は夜が苦手なので8時以降に始まる映画にはめったに行かない。 ここはこれまでこの町で行った中で最も質素(というよりボロボロ?)で小さな映画館だった。座席数は80程度。今どきめずらしく座り心地の悪い椅子。仕事の後いったんうちに帰って着替えてから行って良かった。会社の後、仕事ルックで行ってたら絶対浮きまくってた。ジーンズ姿の学生みたいなのばっかりだったから。まあ、どこの映画館に行ってもスーツ姿の観客はいないか・・・。 余談だが、何年か前に飯田橋で平日の真っ昼間に映画を観たが、館内でスーツ姿の男性を何人か見かけて不思議に思った。仕事をさぼって映画観てたのだろうか? 入場料は最低3ユーロ50セントから最高6ユーロ。最低料金は誰でも払う必要ありで、それを超える金額は寄付。私は5ユーロ払った。いくらなんでも3ユーロ50セントじゃ安過ぎる。そんな低料金でよく経営が成り立つものだと不思議になった。
by rbhh
| 2005-09-26 07:15
| 映画
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Comments(4)
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nyf1403
at 2005-09-26 17:40
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Rushmore、知りませんでした。Bill Murrayなんですね。見たいな。
日本で映画館には20年いっていませんので、比較はできないのですが、今、私達が通う(ってのも大げさ)映画館が、6ユーロ50で、月曜日かな、Kinotagで3ユーロ50です。マルク時代にくらべたら高くなったな〜と思います。 あと、こちらで不満なのが、吹き替えにしちゃうこと。字幕でオリジナルで見たいです。
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tahtijapan at 2005-09-26 23:48
先日は、私のブログに書き込みいただきまして、ありがとうございました!
早速遊びに参りました。興味深々な話題ばかり・・・ ウェス・アンダーソン!たしかに、偉大ですね!!! それにしても、Anderson特集をする映画館なんて、ステキ! そして、そのお値段もステキ!
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rbhh at 2005-09-28 03:39
nyf1403さん、Bill Murrayは去年やってた『Lost in Translation』でもとってもいい雰囲気だったと思いませんか?
私は日本に行くと必ず映画館に寄りますが、高いのでいつもびっくりです。1500円くらいするはず。あと日本独特のパンフレットというかプログラムというのかがあって、それも買うとえらい出費になります。あれじゃ映画人口が減ってしまうのではないかといつも心配になります。 ハンブルクにはひとつだけ英語の映画は吹替え、字幕なしで観られるところありますよ。吹替えは本当に許せませんね! ギロチンの刑にしてやりたいといつも思います。
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rbhh at 2005-09-28 03:41
tahtijapanさん、というよりワカさんというのかな?
ようこそ〜。アンダーソンは今から次の作品が楽しみですね。次はいったいどんなとんでもないストーリーで迫ってくるのやら。。。
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