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2005年 10月 09日
先週、旧西ドイツの首都ボンに行った目的のひとつは、9月にオープンしたマックス・エルンスト美術館に行くことだった。半年くらい前にオープン準備中だという記事を読んで以来、とっても楽しみにしていたのだ。
マックス・エルンスト(1891-1976)といえば、シュルレアリスム。昔はどういうわけかマックス・エルンストの作品に近づき難いものを感じていたが、この世に存在するのは目に見えるものだけではない、というようなことを考えているうちに、彼の作品を楽しめるようになってきた気がする。 この作品を何年か前に見たとき、エルンストってかっこいい!って思ったのも、好きになるきっかけだったな…。前列左端の緑のスーツ姿がエルンスト。 美術館は彼の出身地であるボンの近郊の町ブリュールBrühlにある。ボンからは鉄道でほんの13分。エルンストは4回結婚していて、3人目の奥さんはペギー・グッゲンハイムだったと初めて知った。ペギー・グッゲンハイムといえば、ヴェネツィアの運河沿いにある美術館を思い出す。 今回見たなかで特に印象に残ったのが、4人目の奥さんドロテア・タニングに毎年プレゼントしていたという絵の数々。ドロテアのイニシャルDが必ず絵のどこかに入っている。あと初めて知ったのが、フロッタージュというものの表面に紙を当てて上から鉛筆などでこすり出す方法を生み出したのはエルンストだったそうだ。 地下の広いスペースでは大きな壁面を利用して、エルンストとドロテア夫人が出演の短編無声映画が上映されていた。あと、忘れられないのが、17歳のマックス・エルンスト少年が描いた作品。生真面目さ、絵に対する真摯な態度、すべてが凝縮されていてしばらくその小品の前から動けませんでした。
by rbhh
| 2005-10-09 04:52
| 美術
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Comments(2)
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tahtijapan at 2005-10-10 23:03
こんにちは!
マックス・エルンスト、詳しくは知らないけれど、好きな画家の一人です。 私が行ったヨーロッパの現代美術館に、彼の作品が大抵あって なんとなく気になっていました。 一番印象的なのは、やはりヴェネツィアのグッケンハイム美術館ですね・・・ペギーは奥さんだったのか~。 彼って、ドイツ人だったのですね。ブリュールの美術館ぜひ行って見たいです!!
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rbhh at 2005-10-12 13:39
ワカさんもお好きですか!!
ヴェネツィアのグッゲンハイム美術館いいですよね〜。 ほどよい小ささが気に入りました。 マックス・エルンストは、アメリカとフランスでの生活が長かったし、最後はフランス国籍だったみたいなので、もともとドイツ人だったということは忘れられてるのかもしれませんね。。。 ケルンからも近いのでブリュールお勧めです!
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