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2006年 02月 27日
去年から練習しているJ.S.バッハの『ヨハネ受難曲』の本番まであと6週間。土日は我が町から100kmほど北上した小さな町にある救世軍の研修所を借りての合宿練習だった。食事とお茶休憩を除いて12時間ほど集中練習したので、個人的な弱点がはっきりわかったと同時に、この分で行けば本番はうまく行くかなという自信も出てきた。
練習を始めたころは、ほとんどがコラールばっかりだから楽勝、楽勝なんてふてぶてしいことを考えていたけど、難しい曲がいくつもある。難しい分、成功したら素晴らしい演奏になるのは間違いなし。本番が今から楽しみだ。コラールのひとつを歌っていて、あまりの美しさに涙が出てしまった。 これまで、私にとってはかなり高音のGやAに対しては、怯えのようなものがあったんだけど、最近はAでも歌うのが楽しくなってきた。ということは、少しは技術的に進歩したんだと思いたいです。 練習の後に、秋の演奏会の暫定プログラムが発表された。シュッツ、ブラームスかメンデルスゾーン、ペルト、最後はなんと言ってもバッハ、とのこと。楽しみ。ペルトはいつか絶対に歌ってみたいとあこがれていたので涙が出るほどうれしい。団員のひとりが、生きていたら今年250歳のモーツァルトを歌うべきではと提案したが、モーツァルトは他の人々にまかせて、我々は違うものを歌おうとKantor(カントル:教会でオルガン演奏と聖歌隊の指導をしてる人)が即答したので、心の中で拍手を送った。 私が歌っている聖歌隊だけでは人数が足りないので、大きな演奏会は私たちのKantorが指導してる別の合唱団HDCと合同で行っている。HDCのメンバーの顔はほとんど覚えたけど、名前を知ってるのは10%にも満たない。私の奇妙な名前rbは、みんなすぐに覚えてくれてしまうので、多くの人が「ハロー、rb」と挨拶してくれる。ドイツの場合、挨拶するときに相手の名前をつけるのが礼儀で、すぐに忘れそうになるけど、私も極力相手の名前をつけて挨拶するようにしてる。だがHDCの人たちには、「ハロー」とだけ言った後は、心の中で「名前わからなくてごめんなさい」と謝ってる。いい加減みんなの名前覚える努力しなくては…。 研修所の近くにはいくつも湖があって、今朝は朝食前に湖畔を散歩した。水上で朝日がきらきら光っていて、まわりは森に囲まれていて、まるで美しい映画の一場面のようだった。
by rbhh
| 2006-02-27 07:04
| 音楽
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Comments(4)
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Yozakura
at 2006-02-28 01:52
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rbhh様:恵まれた合唱環境に感嘆
昨年9月にはロ短調ミサ、今年はヨハネ受難曲----日本では考えられないほど、恵まれた合唱スケデユールですね、これは。しかも、ロ短調ミサの際は、教会の礼拝堂内部と思しき会場で練習中の写真まで紹介されており、音響効果も斯くや----と想像しております。練習にも身が入るのでは、ありませんか? また、素晴らしい成功体験を重ねて下さい。 お元気で。2006/02/28(火曜日) Yozakura 敬白
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rbhh at 2006-02-28 06:39
>Yozakura様
私のまわりには、話を聞いていてあまりのうらやましさに卒倒してしまいそうになるくらい、主要な受難曲やオラトリオはほとんど歌い尽くした経験豊富な人だらけです。 まだ新米の私は、短い人生で、この先、あとどれだけ歌えるのだろうか…と考えただけで、焦燥感にとらわれてしまいます。 本番までの残りの日々、悔いのないよう練習します。温かいお言葉どうもありがとうございます。
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nyf1403
at 2006-02-28 07:07
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あぁ、いいな〜、羨ましいな〜。ヨハネ受難曲は大好きです。最初の、"Herr!"と言うのもいいし、コラールがマタイよりずっといいと思います。ヨハネのコラールは、マタイよりも個人的に受け止められるんです。最後の最後のコラールは、本当に大好きです。でも、難しいですよね。
いいないいな。 ブラームスは、ドイツレクイエムですか?あれも大好きです、メンデルスゾーンは、Lobgesangかしら・・。そして、シュッツ・・ そっちへ引っ越そうかな、と思います、はい。
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rbhh at 2006-03-02 03:31
>nyf1403さん、こんばんは。
ヨハネ、本当にいいですよね。歌えば歌うほど好きになります。仕事中にもついつい口ずさんでしまうので、危ないです…。最後の最後は本当に難しいです。昨日も練習しましたが、自分の下手さに悲しくなりました。これから猛練習します! 秋の演奏会はアカペラの短い曲の寄せ集めです。ブラームスのドイツレクイエムは死ぬまでに絶対に歌いたいのですが、いったいいつその機会がやってくるのやら…。一緒に歌える機会があったら楽しそうですね!
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