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2006年 04月 03日
ロベルト・ベニーニの新作『虎と雪』 Der Tiger und der Schneeを観て来た。オフィシャルサイトはフランス語しか見つけられませんでした。
戦時中のイラクで何が起きているかも知らずに、愛する人を救うためだけに無理矢理バクダッドへ行ってしまう人をベニーニ自身が演じている。戦争反対などと声高に叫ぶことなく、彼独特のユーモアでバクダットの様子を描いてしまうところがいい。いくつかの場面を今思い出しただけでも、可笑しくて笑ってしまう・・・。 前作のピノキオは観なかったので、久しぶりに観たベニーニの作品だったが、彼のユーモア感覚は相変わらず冴えてると思った。そしてベニーニってとってもロマンチックな人なんですね。大好き。あのあっさりした、でもほのぼのとしたラストも良かった。ちゃちでなくて心底ほっとした。 ただ、ドイツ語吹替えだったのが腹立たしかった。彼のあの響きある声が好きだし、ニコレッタ・ブラスキのちょっととぼけたような声も好きなのになぁ。すべてが気味の悪いドイツ人の声になっていた。 ちなみに、ベニーニ・ブラスキ夫妻は、先日のベルリン国際映画祭の最終日にゲストで来てた。最終日の授賞式はテレビで生中継してたのだ。 もうかれこれ1カ月ほど前に行ったプラハでこの映画をやっていたので、観ようかどうしようかものすごく悩んだ。ドイツで公開されるかどうかわからなかったので、プラハで観ておいたほうがいいんじゃないかと思ったのだ。でもイタリア語もチェコ語もわからないし、あのときは、めったに観る機会のないチェコ映画を観るって固く心に決めていたので、かなり後ろ髪はひかれたけど観ないことにした。思い切って観ておけば、まず生の声を楽しんで、後日ドイツ語吹替えで内容確認をできたのに…と今さら悔やんでも時すでに遅し。 何年も前のことだが、チャン・イーモウの『あの子を探して』は、アムステルダムに遊びに行ったら上映していたので、中国語にオランダ語字幕で観た。両方とも理解できない私は、何ヵ月後かにドイツで封切られてからドイツ語字幕で観直した。とても楽しかった。最初観たときは、内容はあくまでも想像の世界だったのを、ドイツ語字幕を読んで、想像した内容でやっぱり当たってたなあとか、なんだそういうことだったのかと納得してみたり・・・。 ちなみに、yaliusat さんに紹介していただいてプラハで観たチェコ映画『Stesti』は、なんと今月後半に『Die Jahreszeit des Glücks』という作品名でドイツでも封切られことを昨日知った。プラハで観たときは、原語に英語字幕付きでした。 ドイツ語オフィシャルサイト
by rbhh
| 2006-04-03 12:51
| 映画
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Comments(8)
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nyf1403
at 2006-04-03 21:05
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ドイツでの映画館での吹き替え、あれはどうにかならないのでしょうかね!これは、映画館関係者にも反対論は出始めているようです。だいたい、映画館へ足を運ぶ人が減少しているんだから、少しでも魅力ある物を提供してくれ〜、です。
だもんで、うちは、せっせとDVDを買う羽目になるんです。 でも、ドイツ人の友達って、映画館での吹き替えに疑問、持っていないんですよ。これって習慣なんでしょうか。それとも「怠慢」なのかな〜。
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ballade4fmoll at 2006-04-04 03:45
ベニーニ好きです! Life is beautifulは何度見てもいつも泣いてしまいます。
ハンガリーでは外国映画は原語に字幕が原則ですが、子供向けの映画やアニメは吹き替えです。 子供向けではない映画でも吹き替えになっていることもあるし・・・。 やはり俳優さんの本来の声を聞きたいですよね。
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rbhh at 2006-04-04 05:49
>nyf1403さん
ひょっとして「慣れ」っていうのもあるのかなと思います。子供の頃から字幕を読む習慣がないと、なんでもドイツ語があたりまえって思ってしまうんじゃないか?と思ったことあります。 私もドイツ人に吹替えは困るって話しても、「お前、何言いたいのかわからない。」という顔されたことあります。
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rbhh at 2006-04-04 05:52
>ballade4fmollさん
ここにもいらっしゃいましたか、ベニーニファンが!!うれしいですっ! Life is beautifulも良かったですよね〜。 私の個人的調査によると、ハンガリーのほうがドイツより新作が封切られるのが早い気がします。うらやましいです…。それに字幕ですもんね。隣りの芝生はとことん青く見えますよ〜。
こんばんは。あ!とちょっとびっくり。
私もベニーニのことをちょっと書いたところだったのですよ~。 私もファンです。ちょうどベニーニが観たいと思っているところなので、タイムリー。新作『虎と雪』 観たい~。ご紹介くださってありがとう! ドイツ語の吹き替えには苦労されてますね。確かにドイツの吹き替えは俳優の元の声を無視しているかのような。。全然ちがうじゃない!と思います。字幕にすればいいのに!
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veronique7 at 2006-04-06 22:53
rbhhさん、トラックバックありがとうございました。
こちらからも送らせていただきますね。 ニコレッタはお姫様役なのにブリッ子にならないところが、知性を感じさせて好きです。それでいてちょっと野暮な感じもあるところがますます好き。 この映画、私は年末に見ましたが、ラストなんかは春先にぴったりの映画ですね。
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rbhh at 2006-04-08 05:16
>tchaihuisさん
ベニーニお好きですか!彼本当に素敵ですもんね〜。 毎回、ドイツ語吹替に文句たらたらで、スミマセン。私も本当にしつこいですよね。吹替は断固許せないのです!!
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rbhh at 2006-04-08 05:19
>veroniqueさん
ニコレッタ・ブラスキって、いろいろな魅力が混ざり合っていて、とっても魅力あふれてますよね。 あの「雪」のシーンはほんわかしていて、いいですよね〜。 まさに春って感じでしたね。
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