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2007年 02月 09日
先月ベルリンでシューベルトのミサ曲を思いっきり歌った翌日は、朝一番でベルリン国立美術館へ駆けつけた。
美術館に着くなり3階のフリードリヒの部屋に駆け込みたかったけど、あまりにはしたない気がしたので、平静を装ってまずは1階に大量にあるアドルフ・フォン・メンツェルAdolph von Menzel(1815 - 1905)の作品を見始めた。しかし、数点見ただけでぜんぜん落ち着かず居ても立ってもいられなくなったので、ついに我慢できずに3階まで一気に駆け上がってしまった。 3階にたどり着いたものの、やっぱりまずは気を鎮めようと思って、とりあえず我ここにあらず状態でカール・フリードリッヒ・シンケル(1781 -1841)の部屋を徘徊。 何回深呼吸しても落ち着かず、期待と喜びで全身はち切れそうな状態になってしまったので、とうとうフリードリヒの部屋に突入! めざすはこの2点。 Mönch am Meer 海辺の修道僧 (1808-1809) Abtei im Eichwald 樫の森の修道院 (1809-1810) 一時は貸切状態でこの2つの作品を前にして、亡霊のように立ち尽くしてしまった。 この2つと他のフリードリヒの作品を見たら、他の作品はどうでも良くなってしまい残りは見ないで帰った。 久しぶりにあの美術館に行って、私はあそこのトイレが大嫌いだったことを思い出した。 健康しか取り柄の無い力持ちの私でも重い・・と感じるくらいドアが異常に分厚くて開けづらいのだ。子供や力のない老人だったらさぞやつらいだろうと思うと、あんなトイレを設計した人、そしてあんなトイレを採用した美術館関係者が憎くてたまらなかった。 昼はその昔Dに連れて行ってもらったHackescher Markt近くの、カウンター席が10もないくらい小さなイタリアレストランで、めちゃくちゃ美味しいピザを食べた。パスタ類もおいしい店なので、メニューにあるすべてを制覇してみたいと思う。いったい何回通えばいいのかわからないが・・。 ドイツではあり得ない薄いアメリカンコーヒーも買って、ドイツ版新幹線ICEで帰宅した。
by rbhh
| 2007-02-09 04:56
| 美術
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Comments(6)
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nyf1403 at 2007-02-09 20:32
「はしたない気がしたので」、うけました。ごめんなさい。思わず、笑ってしまった・・。でも、気持ち、わかります。
日曜日にデューラーの自画像をみてきました。本物をみたのは初めてで、何時間でもたっていられますね。 今度オットが生徒をつれてミュンヘンにいくので、ついていく事にしています。生徒がオクサン、みたい、って言っているとか。見物代とろうかしら。
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veronique7 at 2007-02-09 23:40
rbhhさん、こんにちは。東京はすっかり暖かくなってます。
この2つの作品を貸し切り状態でみられたなんて、何と羨ましい!! 上の「海辺の修道僧」の方はパリで見て、忘れられない作品になっています。 「樫の森の修道院」の方も対面したらものすごい衝撃がはしりそうですね。
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Yozakura
at 2007-02-10 15:26
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Trust様:無沙汰しております。
久しぶりに訪問したところ、国立美術館にてC.D.Friedrich の作品を集中的に鑑賞。しかも、代表作の「樫の森の修道院」は貸切状態だったとか。 > 亡霊のように立ち尽くして----- 陶然たる至福の一時を過ごされたようですね。感動のお裾分け、有難う御座います。長らく、彼の作品をこの眼で鑑ておりません。何と云いましても、現地在住は、強味ですね。 お元気で。Yozakura 敬白
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rbhh at 2007-02-13 00:03
nyf1403さん、うけちゃいましたか・・・。ものすごく恥ずかしいです。今きっと耳まで真っ赤っかです・・・。でも気持ちをわかっていただけると救われます。ありがとうございます。
デューラーはめちゃくちゃイケメンですよね〜!!!ミュンヘンのピナコテークで彼の自画像を初めて見たときは、鼻血が吹き出る寸前でした。「もしも美容整形をしたら・・・」という希望的自画像なんじゃないの〜?と一瞬疑ったくらいです。実際どうなんでしょうね?それに比べてレンブラントの自画像には目もあてられませんでした・・・。 ミュンヘン楽しみですね!!見物代は特別割増料金も込みで、ひとりひとりから徴収すべきですよ!
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rbhh at 2007-02-13 00:04
veroniqueさん、こんにちは。東京は暖冬みたいですね。こちらはようやく冬らしくなって雪も降り気分が弾んでます。
『海辺の修道僧』は例のメランコリー展でご覧になったんでしたよね。veroniqueさんの記事、とても印象深かったのでよく覚えています。 ご指摘を受けて認識しましたが、貸し切り状態でフリードリヒの世界にどっぷりなんて、ものすごく贅沢なことですよね・・・。 veroniqueさん、機会があれば是非ベルリンまでお越しください! 朝早めに行けば、貸し切り状態も夢ではありません!!
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rbhh at 2007-02-13 00:05
Yozakura様
お寄りくださいまして誠にありがとうございます。 それにしても、あまりの偶然に絶句しております。たまたまフリードリヒの記事を書いた後に、久しぶりにお越しいただいたとは、偶然であり必然のような気がしてなりません。 ご指摘いただきまして、フリードリヒの作品を見たくなったらいつでも見られる環境にいるのは、このうえなく幸運なことであると改めて認識いたしました。いつの日か、そしてできることなら近い将来、Yozakura様が彼の作品に接する機会がありますよう、心からお祈りしております。 どうぞご自愛くださいませ。 Trustことrbhhより かしこ
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