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2007年 05月 06日
4月29日、ミュンヘンのガスタイク Gasteig にてティーレマン指揮ミュンヘンフィルによるブラームスの『ドイツ・レクイエム』を聴いた。
1ヵ月ほど前にこの演奏会があることを知ったときには、すでにチケットは売り切れだったのだが、奇跡的に手に入ったので幸運だった。 先日ウィーンでひと目惚れしたティーレマンの目下のお膝元での演奏会は初めてなので、2日前くらいからドキドキ感が高まり始めてしまい、てるてる坊主を作って軒下にぶら下げようか・・と思ったくらい。 以下簡単な感想など。 * プログラムの表紙が、ティーレマンの超アップ写真なのでかなりウケた。額に入れて飾ってもよさそう・・。 * マタイ受難曲やロ短調ミサ曲と同様、演奏終了後の拍手はしないでくださいと演奏開始前に2回もアナウンスしていた。 * 同じく演奏開始前に、この演奏会は2日前に亡くなったロストロポーヴィチに捧げられるとのアナウンスがあった。彼は1989年にベルリンの壁が崩壊した際は、すぐにベルリンを訪れて演奏したそうだ。 * 演奏はほぼ私が想像していた通りのテンポで始まったので、心の中で思わずガッツポーズ。(アホか、私?)肺活量ゼロの私には息がたちまち足りなくなりそうなテンポなので、もしも私がティーレマン先生の指揮でこの曲を歌うことがあったら「お願いですから、もっと速く振ってください・・」と心の中で泣き叫んでしまいそう・・とまったく無用の心配をした。 * オルガン付きのものすごく重量感のある演奏だった。過去に聴いた演奏ではオルガンが入っていたかどうかまったく記憶にないので、終わってから楽譜を見たらオルガンはad libとのこと。11月に私が歌うときもオルガン付きだといいな・・。 * 照明による演出に思いっきりウケた。最初はコーラスにはライトが当たっていなかったが、途中からライトアップされたり、楽章によって明るさや光の質が変化。ミュンヘンフィルの演奏会ではいつもこの照明による演出があるのか、それともこの曲だけだったのかが気になってしょうがない。もしも自分がこの曲を歌うときに、照明の演出をしようと言う人が現れたら「私、歌うのやめます宣言」をすると思う。 * ズシリと心に響く演奏が終わってからは、事前に2回もアナウンスがあったにもかかわらず拍手している人が複数いたので、客席から「シーッ」の嵐。ティーレマンも客席に背を向けたまま手を上げて拍手を制し、コンサートマスターと握手してあっさり退場。続いてオーケストラもコーラスもさっさと退場。私はといえば、すっかりブラームスの世界に浸り切ってぼーっとしてしまい、気づいたらホールには数えるほどの人しかいない状態だった。 * 楽屋口に行ったらティーレマンに会えるのかな・・・というほのかな期待のもとに行ってみたら、ソロを歌ったクリスティーネ・シェーファーとクリスティアン・ゲルハーヘルには会えたものの、いくら待ってもティーレマンは出て来ない。守衛のおじさまに「ティーレマン氏は帰ったんですか?」と尋ねたら、とっくの昔に帰ったとの返事。次回は演奏が終わったら、ホールでぼーっとしてないで、即座に気持ちをキッパリ切り替えて、楽屋口へ全速力で走る決心をした。 * 演奏の間じゅう、できることならコーラスにこっそり紛れ込んで一緒に歌いたい・・と思い続けていたのは言うまでもない。 Johannes Brahms "Ein deutsches Requiem" op. 45 Christian Thielemann, Dirigent Christine Schäfer, Sopran Christian Gerhaher, Bariton Chor des Bayerischen Rundfunks
by rbhh
| 2007-05-06 04:44
| 音楽
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Comments(8)
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nyf1403 at 2007-05-06 18:08
テンポ、遅めなんですね。なるほど。最初のあそこ、どうなんだろう、と興味津々です。
クリスティアーネ・シェーファーがソロ歌ったんですね、彼女、大活躍ですよね。
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rbhh at 2007-05-08 05:34
nyf1403さん、こんにちは。
そうなんですよ、ブル8とブル5(こちらはCDです。ウフフ・・)を聴いたときに「おっ、ゆっくりですねえ・・」と思ったので、『ドイツ・レクイエム』も遅めと想像していたら、ドンぴしゃりでした。ブルックナーはヴァントと比べてかなりゆっくりですよ。 シェーファーのことも本文に書こうと思いつつ、めんどうでやめてしまいました・・。彼女3月にはNDRとマーラーの4番を歌ったばかりだったんですよ。本当に活躍していらっしゃいます。至近距離で見たら、かなり小柄な人でした。
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nyf1403 at 2007-05-09 05:44
シェーファー・・たしか、ザルツブルグ?でケルビーノを歌ってましたっけ?あれ、でも、あれはメッゾ?
ヴァンドのびっくりは、やはりブラ1のあの最初のテンポですー。のけぞりましたもの。 チェリとどっちがゆっくりかしら・・。明日、Schwetzingenでブラの弦楽4です。
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rbhh at 2007-05-12 05:50
nyf1403さん、こんにちは。
そうそう、ザルツブルクでものすごい活躍だったと聖歌隊仲間から教えてもらいました。何を歌ったのかまでは聞いてませんでしたが・・・。 今日からようやくティーレマンのブラ1が聴ける状態になりましたよ〜(ウフフ・・・)。今かけてますが、もう胸がいっぱいで、息もできないくらいです。いいです・・・。やはりヴァントみたいには速くはなかったです!
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nyf1403
at 2007-05-13 21:31
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ケント・ナガノがミュンヘンへ移るって話を聞きました。ほんとうでしょうかね。やはり、ベルリンかミュンヘン、ここがドイツ二大オケの街なのですかねー。
今、Rattleのブル4を買おうかどうしようか、悩んでおります。あまりにも私が、ラトルラトルとうるさいんで、うちの猪がやきもちを・・。まったくどうしようもありません。
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rbhh at 2007-05-15 06:08
nyf1403さん、こんにちは。
へぇ〜、そうなんですか。そちらからはミュンヘンが近いからいいじゃないですか〜! ブル4は2ヵ月後に地元オーケストラで聴くので、とーっても楽しみにしているところです。あぁ、やきもち焼かれると困りますよね・・、ホントに。 私が代わりに購入してもいいですよ。本気です。そうしましょうか?
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nyf1403 at 2007-05-16 03:13
こんばんはー。
友人からの情報で、まだチェッくしていないんですけどね。ミュンヘンだったら、日帰りは無理でも、簡単にいけますから、聴きにいけたらな、って思います。もっと、コンサートのためにフットワークを軽くしなければ。 ありがとうございます。でも、自分で買いますわー。いいんです、やきもち焼かせておけば・・。だって、素敵なんですもん、音も姿も。この前、「ボクの方がいい男だと思うぜ」って、ぶつぶつ言っていました・・・。いつか、ご判断していただけたら、嬉しいです。
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rbhh at 2007-05-16 05:03
nyf1403さん、こんにちは。
ミュンヘンが日帰り範囲とはうらやましい限りです。 こっちからでも飛行機で行けば日帰り可能でしょうが、演奏会の後じゃ最終便に間に合わないかもしれませんよね・・・。 いやいや、ラトルよりいい男なら、是非ともお目にかかってサイン頂戴したいものです。ラトルの笑顔もたまらなく好きですが・・・。 ラトルのブル4どんなでしょうね?楽しみですね!
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