「テートモダーンでサイ・トゥンブリー
Cy Twombly展やってるんだよ」と教えてくれたのは、トゥンブリーが大好きなM。仕事が立て込んでいて時間が取れないMに代わって(?)行ってきた。
ものぐさな私は、映画にしてもこういう展覧会にしても、雑誌やネットなどで積極的に情報探しをする気力はなく、基本的に偶然に身をまかせているので、こうやって貴重な情報を教えてくれる人が身近にいることは本当に幸運だと思う。(唯一の例外はKFV。再来年のスケジュールまで知っている!)
12室にわたって制作年の順に並べられた作品はどれも素晴しかったが、特に忘れられないのは四季を描いた4枚。これは2つの異なるバージョンがあり、1組はニューヨークの
MoMAの所蔵で、もう1組はテートの所蔵らしい。
計8枚が展示されている部屋に足を踏み入れた途端に全身の血が逆流するのを感じた。しばらく身動きが取れなかったくらいの衝撃。あれは本当に素晴しかった。是非ともまた見たいと思う。
時間があったので、ナショナルギャラリーに寄って、ヤン・ファン・エイク Jan van Eyckの大好きな『
The Arnolfini Portrait』とC.D. フリードリヒの『
Winterlandschaft mit Kirche』を見て心の安らぎを得た。
帰りがけにPiccadilly Circus駅の近くで小さな
Cinnabonの店を発見したので、シナモンロールを買ってアメリカを懐かしんだ。