ベルリンのNeue Nationalgalerie(新国立美術館)で
ジェフ・クーンズ展を見て来た。
Jeff Koons Celebration
気温が氷点下まで下がって寒かったけど、わざわざ行って良かった〜。ただチケット買うのに寒空の下30分も行列させるのは野暮なのでやめてほしい。ゴッホ美術館やフィラデルフィア美術館での特別展のように、入場時間指定のチケットを事前販売したらいいと思うけど、ドイツ人はそういう合理的な方法は嫌いなのだろうか?ああ嫌だ。
たしか90年代初めに初めて彼の作品を見たときは「うっ、なっなんたるナルシスト・・・」とあきれて驚いた。しかし、あのそこ抜けな明るさは妙に印象に残っていて、その後彼の巨大な立体作品をいくつか見るうちに、とどまるところを知らないエネルギーにものすごく親しみを感じるようになった。
今回の展覧会では、地上階いっぱいに展示された
色とりどりでパワーあふれる作品11点を見て、ひとりでニヤニヤしてしまった。知らない人が見たら(・・というか知ってる人が見ても)、変質者以外の何者でもない状態だったはず。
いや〜、ホントに素晴しい作品ばかりで、年忘れにぴったりの2008年最後の展覧会であった。
Hanging Heart Violet
一番気に入った作品。