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2005年 09月 19日
今年発見した忘れ難い美術館についての記録。
5月に数日ミュンヘンを訪れた際、せっかくだから近場でどこか行こうということになり、それまで行こうなどと思ったこともなかったリヒテンシュタインという小国があったことに気づき行ってきた。 途中オーストリアの小さな町Feldkirchに寄った。町の真ん中にあった教会のそばを通ったらオルガンが聞こえてくるので、引き込まれるように中に入ってみたら、誰もいない薄暗い教会でどうやらオルガニストが練習しているよう。しばらく聴き入っていたら練習が終わった模様。オルガンのある2階から下を見下ろしたオルガニストはこちらの姿に気付いたようで、しばらくしてからまた弾き始めた。短い曲を弾いた後は練習が終わったようで、ゴソゴソと階段を降りる音がしてきた。あわてて外に出るとおそらくオルガンを弾いていたであろう人が出て来たので「あなたがオルガン演奏していたのですか?」と思わず問いかけてしまったら「そうです。」との返事。「素晴らしかったです、聴かせてくれてありがとう。」とお礼を言って別れた。最後の曲は私たちへのおまけのプレゼントだったんじゃないか、と固く信じている。 前置きが長くなったが、オーストリア経由でリヒテンシュタインに入り、まずは首都Vaduzへ行ったら、まだ夜7時というのに人影すらなかった!平日だというのに店はすべて閉まっていて、まるでゴーストタウン。ホテル兼レストランを見つけて食事をしてその日は終わり。 翌日はその日のメインであるリヒテンシュタイン美術館へ。そんな美術館があることは直前まで知らなかったのだが、あるので行くことにしたという単純な理由。 2000年にオープンしたばかりという美術館は外から見てひとめで気に入った。四角くてまったく媚びていないシンプルな造り。まさに私の好み。ちょうどリヒテンシュタインのHilti家のコレクション(Hilti art foundation)展開催中。会場に入ったらなんと日本人女性が展示室の見張り番としていらっしゃって、リヒテンシュタイン公爵家のコレクションを美術館職員が見せてもらった話だとか、公爵家のコレクションはウィーンに移ってしまったことなど聞かせくださった。 いいな、と思ったのが普通は絵の横に張られている画家の名前やタイトルがないこと。その代わり作品ごとに番号が打ってあって、入場券と共に渡されるパンフレットにそれぞれの番号について、作家名、タイトル等が書かれている。見張りの人の話だと、みんな作品を見るよりも先に作家名などを確認するから、まずは作品を見てほしいという学芸員の願いが込められているとのこと。初めて見たMax Bill(1908-1994)の作品が特に印象に残った。 美術館には寿司カウンターのあるカフェが入っており、握っているのが本物の日本人!お昼はそこでおいしいお寿司を食べて大満足。 その後スイスを通って帰る途中に雰囲気の良い村があったので立ち寄ったら、偶然にもそこはアルプスの少女の故郷。後で知り合いにそのこと話したら、スイスのガイドブックには出てるから誰でも知ってるそう。私はスイスのガイドブック持ってないのでぜんぜん知らなかった・・・。
by rbhh
| 2005-09-19 06:36
| 美術
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