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2010年 10月 29日
アーノンクール指揮で、J.S. バッハの『ロ短調ミサ曲』を聴いた。場所は楽友協会ホール。
CDやテレビでは聴いたことのあったアーノンクールの演奏を生で聴いたのは初めて。80歳超えてるようにはぜんぜん見えなかった。 途中休憩なしで一気に演奏するのかと思っていたら、グロリアの後に休憩が入った。個人的には休憩なしが好みなんだけど。。5月に聴いたガーディナーの演奏は休憩なしだった。 合唱の部分をところどころソロに歌わせていたのが独特(?)で面白かった。ダブルコーラスのオザンナに備えてか、1曲前のサンクトスで配置換え。それまで舞台右手にいた男声が真ん中に移った。まあ、そういうテクニカルなことは置いておいて、とにかく感動して呆然としてしまった。ひとりだったら、演奏後、亡霊状態で街をさまよい歩いたはず。翌日の演奏を聴いたZさんも、口がきけないくらい感動しているとのメールをくれた。 立ち見席前の列にThomas Hengelbrockにそっくりな人が女性連れでいて、休憩で外に出るときにジロジロ見ていたら視線がばっちり合った。本当は声掛けたかったんだけど、プライベートな時間を過ごす有名人に声をかけてはいけないのだとドイツ人からかつて諭されたことを思い出し我慢した。 ただ本当に本人かちょっと半信半疑の部分もあったんだけど、あの髪の毛の具合(肌が見えているということ)までそっくりのそっくりさんがいるはずはないし、声もあのかすれ気味の声だったし、連れにもあの顔を良く覚えておいてねと頼んで、翌日ネットで確認したら「本人だったはず」との確証を得た。 やっぱり彼も音楽の神アーノンクールの演奏を純粋に聴きたかったのか? 終わってからぶらぶらホール内を見物していたら、いつの間にかほとんど人がいなくなっていた。名残惜しい気持ちでホールを出て、歌劇場のカフェに行ったらウェイターは特定の客とずっとおしゃべりしていて、10分以上待ったけど、ぜんぜん注文を取りに来ないので、Cafe Mozartへ移動。こちらはすぐに注文を取ってくれたのでオーストリアの白ワインを飲んで、ドナウ運河までぶらぶら歩いたりしてから宿へ戻った。 短い間だったけどウィーンで本当に楽しい時間を過ごせたので、音楽の神様に感謝している。
by rbhh
| 2010-10-29 07:54
| 音楽
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Comments(2)
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Nora
at 2010-11-09 14:17
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こんにちは。
この直後に、わたしも東京でアーノンクールさんのロ短調ミサ曲を聴きました。 旅行ぎらいで高齢にもかかわらず、わざわざ日本までいらしたというだけでもありがたいのに、 rbhhさんが記事にお書きになった、ウィーンでのコンサートとまったく同じな渾身の演奏を、東京でも聴かせてくださいました。 遠く隔たれた場所なのに、(ほとんど)同じ演奏を聴いて、感動をわかちあえるとは、すばらしいですね。何もかも、アーノンクールさんのおかげです。 さらに、その感動をわかちあった中に、Hengelbrock氏もいたらしいとのこと。感激です。貴重な情報をありがとうございます。 わたしが初めてHengelbrock氏を知ったのも、ロ短調ミサのCDでした。彼も、アーノンクールさんの後を追って、古楽の世界から飛び出そうとしているので、感慨深かったのではないでしょうか。 いつの日か、Hengelbrock氏が、アーノンクールさんのような演奏を聞かせてくれる日まで、見守り続けてゆきたいと思います。
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by
rbhh at 2010-11-18 07:05
Noraさんへ。
場所と時は違えど、Noraさんと同じ演奏を聴けて、語り合える日がついにやって来ましたね!その事実にものすごく感動しています。はるばるウィーンまで行った甲斐がありました。Noraさんの記事を読んで、あの日のウィーンでの感動がくっきり蘇って来ました。私もところどころで涙が流れて止まりませんでした。Hengelbrock氏を会場で発見したのは本当に奇跡としか言いようがないです。Noraさん用にサインをもらおうか・・・と3秒ほど葛藤したものの、ついに勇気が出ませんでした。来期からお近くにいらっしゃるので、またの機会があるかもしれません。前回、日本に行ったときHengelbrock氏によるロ短調ミサのCDを発見したので、私も時折聴いていますよ!いつの日か生で彼のロ短調ミサを聴いてみたいものです。
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