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2008年 03月 19日
リンツに2003年5月にオープンした美術館Lentos Kunstmuseumに行った。 どこかでこの建物の写真を見て以来ずっと憧れていたのだ。 ドナウ川沿いというロケーションが最高! ここで切符を売ってくれた中年男性の愛想のなさは素晴らしかった。いやいや仕事している・・という愛想のなさとはまったく違うのだ。愛想とは縁がない人間なのだ。その愛想のなさが非常に心地良かった。 展示を見終わってから絵葉書を数枚買ったときも、袋いる?と無愛想に聞かれ、いると答えたら、袋を突き出された。絵葉書を袋に入れてくれるものとばかり思い込んでいた私は一瞬あっけにとられたが、そうか、袋がほしいって言ったから、袋をくれたのか・・と、あたりまえのことに納得して吹き出しそうになってしまった。 裏も表もない人なのだろう。かなり偏見が入ってると思うけど、私はやたら愛想のいい人には近寄りたくない。逆に無愛想な人にはめちゃくちゃ弱い。理由はわかっている。私自身が、愛想笑いを振りまいてでも、周りを楽しくさせたいというサービス精神とは無縁の無愛想な冷血人間だからだ。 ハートリーの作品が好きな理由のひとつもそれだと思う。彼の作品で演じる人々は決して笑顔を見せない。誰もがいつもむっつり顔だ。だからこそ彼の作品に無性に惹かれる気がする。 ・・・激しく脱線してしまった。 美術館は、期待していた通り素晴らしい建物だった。無愛想な人に聞いたら内部は写真撮影禁止と言われたので、撮れなかったのが残念。 それは広々とした空間だった。このだだっ広い場所を夜ひとりで歩いていて、チンピラもしくは変質者に襲われそうになった場合、まったく身を隠す場所がないのは考えものだなと思った。想像しただけで怖くなって足がすくんでしまったほど。身を隠せるような柱がいくつかあると少しばかりは安心なのだが・・。 作った人は、女性が(私が?)暗くなってから外を歩くことに、いかに恐れを抱いているかをまったくわかっていない!と文句を言いたくなった。 ここではちょうど美術館のコレクション展が開催中で、思いがけずC.D. フリードリヒの作品(Uttewalder Grund, um 1825)を見られてうれしかった〜。 帰りは勘に従ってテキトーに歩いていたら、予感していた通り素敵なカフェCafé-Meierがすぐに見つかったので、レトロな雰囲気に浸ってボケーっと休憩した。
by rbhh
| 2008-03-19 07:30
| 美術
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Comments(6)
>そうか、袋がほしいって言ったから、袋をくれたのか・・と、
>あたりまえのことに納得して吹き出しそうになってしまった。 僕はふきだしました(笑)。 カフェで紅茶を頼んだらお湯とティーバッグがでてきたみたいな感じでしょうか。
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rbhh at 2008-03-20 07:18
Kenさん、やっぱり吹き出しますよね〜。
今あの光景を思い出しただけで、笑いが止まらなくなります。 Kenさんの、そのたとえがまた素晴らしくて、笑いが止まりません〜〜。
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nyf1403 at 2008-03-20 17:11
ずれずれです。ごめんなさい。
NHK hivisionで、今日7時間連続ベルリンフィル特集。私達のサイモンがふった大晦日コンサートも放映されました。あのとき、本当にフルート中心で放映していたんだなー、とつくづく思いました。 ドイツにもNHKが欲しい、と思った今日です。
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rbhh at 2008-03-25 04:51
nyf1403さん、お返事遅くなってしましました。こちらこそごめんなさい。ずれずれ大歓迎です。NHKすごいですね。フルート中心ということはパユ様オンパレードだったということでしょうか???
日本を満喫されたことと思います。よかったですね! ところで、先日、私すっかり勘違い発言してました。サイモンのブル4聴いてました!お恥ずかしいかぎりです・・・。
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at 2008-03-27 22:25
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented
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rbhh at 2008-03-28 06:27
コメントありがとうございます。
あんなに興奮したのは4日ぶりのことで、すっかり我を失ってしまい、言いたい事の百分の一もお伝えできなかったな・・と思いました。また聞いてもらいに伺います。本当に感動したのです。 教えていただいたもの早速拝見しました。まったく知りませんでした。どうもありがとうございます!
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