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2008年 04月 24日
先月ライプツィヒに行った。駅から宿へ向かって歩いていたら、突如として目の前に現れたこの建物。あまりに衝撃が強すぎて、口をあんぐりと開けたまま数秒間立ちすくんでしまった。 道行く人をつかまえて、いったいこれは何なのですか?と問いただしたかったのだが、こういう時に限って誰ひとりとして歩いていない。ようやく探し当てた入り口に小さく書かれた文字を見つけて、美術館 Museum der bildenden Künste Leipzigだとわかった。 何年か前にオープンしたとは聞いていたけど、まさかこんな巨大な建物だとは想像すらしていなかったので天と地がひっくり返るくらい驚いた。宿へ向かう予定を変更して、・・・というか何も考える間もなく、気づいたら体が自然に美術館に吸い込まれていた・・。 ドイツ語で言うgigantischという言葉がピッタリのこの建物。ゆったりどころじゃない広々とした空間に圧倒されてしばし茫然。 展示のほうは、ライプツィヒ出身のふたり、マックス・クリンガー Max Klingerとマックス・ベックマン Max Beckmann(偶然にもふたりとも同じ名前だ・・)の部屋の充実度に感動。 広々とした部屋の真ん中にでーんと構える、クリンガーによるベートーヴェン像が素晴らしかった。ベートーヴェン狂兼アンチJ.S.バッハのPに是非とも見てもらいたいものだ。 最後の最後に足を踏み入れた、最上階の奥の間(と勝手に名付けた)にあったのが、私にとってはここで一番の目玉作品、ベックリーンの『死の島』! 彼が描いた『死の島 』Die Toteninsel5点のうち、現存する4点はすべて数回見た(それくらい好きなのです・・)。最後に制作されたのがここライプツィヒにある作品。 前回は新しい美術館建設中でたしか仮の場所だったので、どうも見たという気がしなかった。 今回は貸し切り状態の奥の間でひとりゆっくり作品の世界に浸って、幸せの極みに達したのであった。 gm-7.ab-8様へ: ここをクリックしてください。
by rbhh
| 2008-04-24 05:41
| 美術
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Comments(8)
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gm-7.ab-8
at 2008-04-24 23:08
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「うぁーーーベックリンとクリンガーだ!!」と驚いてます。rbhhさんも
お好きなんだ!昨年末ベックリーン「死の島」をベルリンで見ました。私は5点のうち2点しか見てません。バーゼルとメトがまだなんです。 クリンガーがこの「死の島」を版画にしているのはご存知ですか? 実はセレブな知人がそれを持っていて見せてもらったことがあります。
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rbhh at 2008-04-26 14:33
gm-7.ab-8様へ。ベルリンの『死の島』もいいですよね。やはりお好きなんですね。早くバーゼルとメトでもご覧になれるといいですね!昔『死の島』のこと少しばかり書いていました。この記事の最後にリンクを加えてみましたので、よろしかったらご覧ください。
クリンガーの版画のことはまったく存じ上げませんでした。貴重な体験をされたのですね。できることなら私も見てみたいです。
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gm-7.ab-8
at 2008-04-27 10:53
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私のために以前の記事をリンクしていただきありがとうございました。
早速読ませていただきました。これはやはりrbhhさんの全記事チェックしなくっちゃ!
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rbhh at 2008-05-01 08:33
gm-7.ab-8さまへ。
無理矢理読めと強制してしまったようで恐縮ですが、お読みいただいてうれしいです。ただ全記事は恥ずかしいので、適当に飛ばしていただけるとうれしいです。
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tahtijapan at 2008-05-11 23:15
本当にドイツは素晴らしい美術館がたくさんですね!!しかも建築もすばらしい・・・いますぐにでも飛んでいきたいくらい!ドイツの建物って、個人宅もこういう公共の場も、天井が高くゆったりしてて、開放感があっていいですよね。最後のお写真の壁、赤なのかしら~?ちょっとピンクがかってるのかな?こういう美術館の壁の色って、日本ではまずないですよね。
あと、話は変わりますが、私の地元の宮城県美術館が今空調工事のために一年間休館中なのですが、10月に再開してすぐの特別展がなんと ウィーンの美術史博物館の静物画展!!ブリューゲルやベラスケス、ルーベンスとかが展示されるそうで、私の一番の好みの画家たちではありませんが、でも!楽しみ。その後の1月からの特別展のLyonel Feininger展も楽しみ~。バウハウスに関わっていた方とのことですが、私は知りませんでした。rbさんならご存知かと思いますが・・。長くなりまして、すみません!
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rbhh at 2008-05-12 05:36
tahtijapanさんへ。
いろいろありますよね〜、美術館。機会があればライプツィヒへ是非行ってみてくださいね〜。最後の写真はかなり濃い目の赤(えんじ色とでも言うのでしょうか?)でしたよ。さすが目のつけどころが素晴らしいなと感心したのですが、ドイツの美術館って壁の色がきれいですよね。ミュンヘンのレンバッハハウスでもそれを強く感じます。(ここも機会があったら是非!!) ウィーンのあの美術館の展覧会楽しみですね〜。「一番の好みじゃない」って私も同じです。でもルーベンスはしつこく見てるうちに凄いなぁ・・と思いました。 Lyonel Feininger!ドイツの美術館に行くと必ず何点かあって、ものすごく好きです。あの空間の捉え方に心を奪われます。これまでKurt Schwitterの作品を目にするたびにtahtijapanさんのことを思い出していましたが、これからはLyonel Feiningerの作品を見るたびにtahtijapanさんを思い出すこと間違いなしです!!・・やっぱり好みが一致しますね〜。
こんにちは!
今日「ザ・バンク」という映画を観ていたら、ベルリンの美術館のシーンで「死の島」が映りました!!この「隣」の絵の前で待ち合わせるという場面。役者にピントが合っていた為、背景はぼやけていましたが、すぐにわかりました。なんだか嬉しくてコメントしちゃいます。 肝心の映画は…まあまあ、でした。
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rbhh at 2009-04-17 06:58
ikoさんへ。
コメントありがとうございます!トム・ティクヴァの新作ですよね?こちらでは『The International』というタイトルでした。私も観ましたよ〜!アーミン・ミュラー=シュタールの脇に死の島がしっかり映っていて、私は絵に目が釘付け状態でした!好きなクライヴ・オーウェンが出てたので、映画自体も気に入りました。あとかなりマニアックな発見をしたので、気力があったら近日中に記事書きたいと思っているところです。 ・・・それにしても、感激です、同じ映画観て同じところで喜んでいるとは。。
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