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2008年 06月 20日
先週のこと。
ウィーンの少年から「ベルリンに来ているのでできたら会いたい」と携帯にメッセージが入り、突然のことで驚いたのが火曜日。 「土曜日ならベルリンにいる」と返事したら「金曜日にウィーンへ帰ってしまう」とのこと。 うーん、残念・・とがっかりしていたら、金曜日になって「土曜日の夜の便に変更したので会える」と連絡があった。わーい!やったー! ということで、昨年会って以来まさに1年ぶりで少年と再会した。 会うなり挨拶もそこそこに音楽話にガンガン花が咲いて、またたく間にお別れの時間となってしまった(泣)。人間コンピュータと呼ばせてもらいたいくらい、ものすごい知識量の少年からは、音楽にまつわるさまざまなことをひたすら教えていただくばかり。今回も本当にいろんなことを教えてもらった。 少年はベルリンは初めてだったそうで、ウィーンよりもベルリンのほうが音楽環境がずーっといいとしきりに感心していた。フィルハーモニーの音響も素晴らしいと感動していた。 好きな交響曲をひとつだけ選ぶとしたら、ブルックナーの5番だという少年。7番もいいじゃんと言ったら、いろんな人から同じ反応されるそうで、お父さんからも同じことを言われたとのこと。もちろん5番は私も好き。どうしても7番のほうが好きというわけではないのだけど、なんとなく言ってみたかったのだ・・。これからはブル5を聴くたびに、あの日の日差しや少年との会話を思い出すんだろうな・・。 それにしても少年はすごい。正確な歳は知らないけど、おそらくまだ中学生という若さで、同じドイツ語圏とはいえ、音楽のためにひとりで外国に来てしまうのだから・・。次に会えるのはいったいいつかわからないけど、今からとーっても楽しみであることは確かだ。 少年と再会した翌日は、毎年シーズン最後にヴァルトビューネで開かれるベルリンフィルの野外コンサート! 指揮はベルリンフィルを初めて振るという1981年生まれのベネズエラ人グスターボ・ドゥダメル Gustavo Dudamel。 若さがはじける素晴らしい指揮者だった。ぜんぜん知らなかったけど、ベネズエラはものすごく音楽に力を入れている国で、オーケストラのレベルが高いということを少年から教えてもらって俄然興味がわいた。 プログラムはまったく知らないラテンアメリカの曲ばかりでとーっても楽しかった。気温があと10度くらい高ければ完璧なラテンナイトだったんだろうけど・・。(最近夜はかなり冷える。) 豆粒くらいにしか見えなかったけど、パユ様のフルートが素晴らしかったのが、GinasteraのEstancia。少年もこの曲が一番好きだそう。 来年はラトルが指揮するこの野外コンサート。 チケットが取れますように・・。 ------------------------------------- WALDBÜHNE, BERLIN SUN 15.06.2008 8:15 P.M. Berliner Philharmoniker Gustavo Dudamel CONDUCTOR Ana María Martínez SOPRANO Los Ritmos de la Noche Carlos Chávez Symphony No. 2 »Sinfonía India« その1 その2 Manuel de Falla Siete canciones populares espańolas その1 その2 Silvestre Revueltas Sensemayá その1 その2 Heitor Villa-Lobos Bachianas brasileiras No. 5 その1 その2 Alberto Ginastera Estancia, ballet Suite その1 その2 その3 その4 Arturo Márquez Danzón No. 2 その1 その2 アンコール その1 その2 その3
by rbhh
| 2008-06-20 06:59
| 音楽
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Comments(6)
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ballade4fmoll at 2008-06-21 05:18
ウィーンの少年とは深い縁があるようですね。
中学生にしてその知識、本当にすごいです。どんな大人になるんでしょう? 私から見ればウィーンは音楽環境の整った天国みたいな街なのですが、それより優れた環境のベルリンには是非一度行ってみたいです。 そして麗しのパユ様を聴きたい~~~♪
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nyf1403 at 2008-06-21 21:01
友人が聴きに行っていました。私はテレビ。サッカーの合間。とほほ。この指揮者、たしか、ドイツの指揮者コンクールで優勝したんじゃなかったかな。ベネズエラの音楽教育はすごいみたいですね。オルガン工房に修行に来ている青年もいるとか。
来年はサイモンなんですねー。いきたいなー。また黒パジャマなんでしょうか。
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rbhh at 2008-06-22 07:56
バラードさんへ。
ホントに少年とは不思議な縁を感じます。初めて会ったとき、知らない人にはめったに声をかけないこの私が少年に話しかけたこと自体が奇跡でした。下手な大人よりよっぽど礼儀正しい人で会う度に感動の渦に巻き込まれてます。いつかウィーンでバラードさんにご紹介できる日がくるかもしれますうよね??来シーズンはベルリン行けそうですか?たしかパユ様がソロのフルート協奏曲がプログラムに入ってたはずです!
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rbhh at 2008-06-22 08:05
ny1403さんへ。
テレビでも観たかったです。。そうみたいです、この指揮者2004年にグスタフ・マーラー指揮者コンクールで優勝したそうです。ベルリンフィルに最年少で入団したベース奏者のベネズエラ人は19歳だと少年が教えてくれました。ベネズエラ恐るべしですね。 来年はラフマニノフのピアノ協奏曲3番なので、絶対に聴きたいのです。nyf1403さんもいかがでしょうか?やっぱり、黒パジャマの確率が高いんじゃないでしょうか。。
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gm-7.ab-8
at 2008-06-22 17:01
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「わあー!」ドゥダメルですか。聴きたかった!DGのマーラーのCDを
聴いてファンになりました!このマーラーSym.No.5は若さあふれる素晴らしい演奏をしています。とくに2楽章なんか音がいい意味でうずまいていてこれぞマーラーの世界!!という感じです。今私にとっての注目の指揮者なんです。名前がまたいいですよね「Gustavo」なんて。
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rbhh at 2008-07-06 15:25
gm-7.ab-8様へ。
コメントいただいたのにお返事遅くなってすみません。すっかりなまけていました。さすがgm-7.ab-8様ですね。ドゥダメルという名前を聞いても「どこの誰?」状態だったのです、私は。偶然にも同じマーラーの5番のCDをベルリンで購入しました!ただ手元にないので聴いていないのですが・・(涙)。自分用にも買って是非聴いてみたいです。とても楽しみです!少年のお勧めは彼の最新のCD『Fiesta』だそうですが、お聴きになりましたか?
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