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2009年 03月 03日
Darren Aronofskyの新作『The Wrestler』を観た。
かつて愛していたただひとりの俳優ミッキー・ロークが主演。 彼が演じる80年代に栄光の時代を送ったプロレス選手の20年後は壮絶だった。 血がしたたる試合の場面では恐怖のあまりとても目を開けていられなかったので「全部観ない人には料金割引してくれないかな・・?」なんてケチくさいことを考えていたものの、しばらくして涙ボロボロ状態に突入。 栄光の時代が過ぎ去ってしまって可哀相とか哀れとかいう気持ちではない。どんなにどん底に落ちようとも、家賃を滞納しようとも必死で生きている人を哀れむなんて侮辱だと思う。倒れて入院しても「プロのレスラーだ」という意識を持ち続けている姿に純粋に心を動かされたのだ。 孤独な彼が心の支えを求めるのは、マリサ・トメイが演じるストリップ嬢。彼女のプロ意識や母親としての責任、誇りにも涙、涙だった。 Darren Aronofskyの作品はこれまで『π』、『Requiem for a Dream』、『The Fountain』を観た。たしかドイツでは去年公開された『The Fountain』は、ヒュー・ジャックマンとレイチェル・ワイズが出ているので期待度高かったんだけど、私には「???」だった。 彼の作品では今回の『The Wrestler』がダントツで気に入った。プロレスそのものやプロレス選手への愛情が感じられる。そして補聴器、老眼鏡、公衆電話、Nintendoのビデオゲームなどが心に残る。 本当に素晴しい作品。今思い出しても、さまざまな場面がつぎつぎと心に浮かんで来て苦しくなります。。
by rbhh
| 2009-03-03 08:02
| 映画
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Comments(6)
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mistymont at 2009-03-03 13:16
こんにちは~。私もこの映画、涙、涙でした。ミッキー・ロークの復活を観たいという軽い気持ちでストーリーもろくに知らずに出かけたので衝撃が一層強かったのかもしれません。ゴールデン・グローブは主演男優賞と主題歌賞を獲得して嬉しさのあまり叫んでしまいましたが、オスカーには全く無視されてしまいましたね。助演女優賞が取れなかったのはとても残念でした。私彼女大好きだし、あの演技はとても良かったのに・・・。
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ballade4fmoll at 2009-03-04 02:16
いいなあ、ご覧になったのですね。
ハンガリーではまだ公開されていないんです。(泣) 早く観たいです~! 私もかつてミッキー・ロークの大ファンでした。 夫は「昔はただ外見が良いだけのお兄ちゃん。今は名優」と言うのですが、まだまだ昔の面影が忘れられないミーハーです。
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rbhh at 2009-03-04 07:10
mistymontさんへ。
歓喜の悲鳴を上げそうになりました。昨日の午後だったでしょうか、mistymontさんどうしてらっしゃるかしら?って考えていたんです。しかもこの記事書く気ぜんぜんなかったのに、本能に従って書かされたようなものなのです。そしたらmistymontさんに読んでいただけて・・・めっちゃ感激しています。大袈裟に聞こえるかもしれませんが本当なのです。で、本題ですが、私もまったく同じで、監督と主演しか知らずしかもポスターを見て「恐竜映画みたいなもんかなぁ・・」と軽い気持ちで観たらドキュメントみたいな地味な映像だったので「あれれれれれれ・・・」って驚きでした。メリッサ・トメイは本当に良かったですね。授賞しなかったのが不思議でたまりません。
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rbhh at 2009-03-04 07:15
バラードさんへ。
普段はドイツよりハンガリーのほうが何でも公開されるの先のような気がするのですが、これは例外なんですね。。ドイツで公開されてるとはいえ、上映している映画館はウソみたいに少ないです。 これ観られたのはバラードさんの記事のおかげなんで、とっても感謝しています。あの記事読まなかったらこの映画があることに気づかずに一生を終えていた可能性あります。ありがとうございます! この作品での演技もそれは素晴しかったですが、昔の彼も見かけだけじゃなくて演技も良かったと思いますけどねぇ。。私は彼の鼻と上唇の間の部分が一番好きでした。。
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ballade4fmoll at 2009-05-25 03:10
遅ればせながらハンガリーでもやっと公開されたので観ました。
「プロ意識」を感じさせる映画ですね。ミッキーのレスラーにしろストリップ嬢にしろ。 観る前に「ミッキー様の今の顔見るのが辛いわ~」などとほざいていた自分が恥ずかしい限りです。 ミッキーがファンに「もう昔みたいにnice lookingじゃないし・・・」と言う場面、まるで自分に言われているようでした。(苦笑) 終わり方がまた・・・途中からずっと泣きながら観てたんですけど、最後で号泣です。
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rbhh at 2009-05-26 07:26
バラードさんへ。
やっと公開されたんですね!そう、プロ意識が前面に出ていましたよね。ミッキー様以外のプロレス選手ひとりひとりにも感動しました。試合前の打ち合わせのシーンなんか特に・・。観てからいろいろ考えたのですが、あの役を演じることにしたミッキー様の決意って凄いと思いませんか?相当迷ったんじゃないかなぁ・・と勝手に想像しています。 バラードさんも号泣でしたか・・。私が泣き虫すぎるのかな・・と危惧していたので、ホッとしました。思い出しただけで、また涙が込み上げて来ます・・・。
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